脱毛って何歳から？一般的には何歳からが多い？｜口コミから選ぶおすすめ脱毛サロンの比較ランキングなら【みんなの脱毛生活】

◆年齢制限がある理由
男性にとってはそれほど気にする必要のないことかもしれませんが、ムダ毛は女性にとって大きな問題です。男性がヒゲを生やしていてもワイルドという一言でファッションにまで昇華されても、女性がヒゲを生やしていたら周囲から変だ、女らしくないなどと言われてしまうかもしれません。ムダ毛の自己処理は女性にとって死活問題であると言っても過言ではないのです。ですが、毎日ムダ毛を処理するのはやはり面倒なものですよね。そんな迷える女性の強い味方になっているのが永久脱毛です。

永久脱毛にはレーザー脱毛とフラッシュ脱毛、ニードル脱毛の3種類がありますが、そのどれも共通して年齢制限が設けられており、年齢が若い人は施術が不可能とされています。厳密に言うならば、脱毛の施術に年齢制限を設けているクリニックやサロンが多いと言った方が正しいでしょう。それでは、なぜ多くのクリニックが利用者を選ぶようなサービス提供の仕方をしているのでしょうか。その理由は私達の身体の構造にあります。

永久脱毛と聞くと、一回施術をしてもらうだけで今後一生ムダ毛が生えないことをイメージしてしまいがちですが、実はそうではなく、何度も施術を受けていく内に少しずつムダ毛が生えなくなっていくようになります。これはムダ毛が生えるメカニズムに原因があります。毛には生えて伸びて抜け落ちるというサイクルがあり、これを毛周期と呼びます。全ての毛根が全く同じタイミングで生えているわけではなく、毛根ごとに毛周期にバラつきがあります。つまり生えている状態の毛根もあれば、抜け落ちている状態の毛根もあるわけです。

 

次に脱毛の施術について見ていきましょう。レーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、生えている毛に対して光線を照射し、光が持つ熱によって毛を作る毛母細胞は破壊するという施術になります。毛を作る毛母細胞が死んでしまえば、次に毛が生えることはなく、永久脱毛が完了するというメカニズムですね。ここで注目したいのは、施術によって浴びる光は、毛が持つ黒い色素に対してのみ効果を発揮するということです。光の熱は暗い色の方が集中しやすいという特徴は、理科の実験でご存知の方も多いはず。その特性を利用した施術であるからこそ、毛や毛母細胞のみを施術することができるわけです。

ここで毛周期の話に戻ります。毛周期は毛穴ごとに異なるということは前記の通りですが、毛が生えている毛穴もあれば生えていない毛穴もあるという状態だと、1回の施術によって全ての毛穴に対して施術を完了させられません。毛が生えている部位には効果があるのですから、毛周期が休止期に差し掛かっている毛穴には効果がなく、したがって何度か施術を繰り返すことによって徐々に各毛穴への永久脱毛を完了させていく必要があるわけです。

つまり、年齢制限を設けている理由は、成長途中の身体の場合は毛穴の数もこれから先に増加していくことが予想されるためといえます。施術をしたとしても新たな毛穴からムダ毛が作られてしまうため、効果が無いとは言わないまでも実感できない可能性が高く、非効率的なため制限をかけているのです。一定の年齢になり、成長がある程度終わった状態ならば、これから毛穴の数が増加するとは言い難く、一気に効率的に施術が可能というわけですね。したがって、永久脱毛のサービスは年齢制限を設けていないサロンもありますが、中にはこのことについて同意をいただいた上での施術ならば可能としているサロンもあります。

 

◆はじめての脱毛は何歳からがおすすめ？
ムダ毛の自己処理については、お肌への影響を少なく低減させることができれば何歳からでも行ってかまいません。レーザー脱毛やフラッシュ脱毛などの永久脱毛については、できれば成長が終わった頃合いから始めた方が無難です。目安としては18歳くらいからとかんがえておきましょう。高校を卒業するころならば、身体は既に大人とあまり変わらないまでに成長していますので、このあたりからなら施術を受けても大人と同じ効果が期待できます。

もちろんもう少し早く、高校生になる16歳から施術したいという方もいらっしゃいますし、またクリニックの年齢制限についても16歳からとしている所も多いので、この頃から永久脱毛を行うこともダメというわけではありません。しかしながら、人によって成長の度合いには個人差があるものです。まだ背が伸び続けている、体形の変化があるなど、発達途中だと判断できるのであれば、やはり18歳頃を目安に考えておいた方が良いでしょう。

永久脱毛をするまでは、自己処理で我慢をしていき、18歳になってから施術してもらうのがおすすめです。自己処理は面倒なものですし、間違えた脱毛法を続けてしまうと肌荒れへと発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。スキンケアは入念に行い、美肌を心がけた自己処理を行っていきましょう。