◆ワキ脱毛も毛周期に合わせて照射することでより効果があると言われています。
毛周期とは、毛の生え変わるサイクルのことです。毛は、成長期初期から始まり成長期、退行期、休止期と繰り返しているのです。
成長初期は毛が生まれ、皮膚の上に毛が出てくるまでの期間のことです。皮膚の下にある毛母細胞が細胞分裂することで新しい毛が誕生するのです。成長期の中期から長期は、皮膚から出てきた毛が成長する期間のです。どんどん毛が伸び、太くなる時期でもあります。退行期は、成長を終えた毛が抜け落ちる期間のことです。皮膚内に残った徐々に押し上げられ、抜けやすくもなります。休止期は毛が抜けて、代わりの毛が生える準備期間のことです。毛が抜けたあと一定期間はまったく皮膚内外に毛が存在しない状態となります。
光脱毛やレーザー脱毛の場合、メラニン色素に反応する光を照射し毛根にダメージを与えて脱毛する方法となります。そのため、退行期や休止期に光脱毛やレーザー脱毛でワキ脱毛をしてもその時期に残った毛は色素が薄いため光やレーザーに反応しない可能性があります。ワキの脱毛で光脱毛、レーザー脱毛の効果が発揮できるのは、毛母細胞の細胞分裂が活発かつ毛の色素が黒い成長期の時の脱毛です。部位によって成長期や休止期は違います。ちなみにわき毛の成長期の目安は、3〜5ヶ月です。
ワキ脱毛の場合、光脱毛や医療レーザー脱毛でワキに一度照射しても全体の毛の3パーセントしか効果がないと言われています。そして再び新しい毛が生えてくる可能性があると言われています。
ワキ脱毛の効果が出やすい施術間隔の空け方
毛周期に合わせて施術する
ベストな間隔とは？
◆光脱毛をしている場合は、2ヶ月〜3ヶ月に1度の頻度で脱毛サロンに通うことを進めている脱毛サロンが多いと言われています。
なぜかというと、光脱毛は比較的肌に優しいと言われていますが、光脱毛の場合は熱を与えて減毛しているため、それ以上の頻度でワキ脱毛してしまうと肌を傷めてしまう可能性があるからです。もう１つの理由は、体毛の休止期はほとんど2ヶ月以上間隔を空けることが必要であり、2ヶ月以内に次の施術をしても意味がないからです。ちなみにわき毛の休止期は3ヶ月〜5ヶ月です。
脱毛終盤になってくると、脱毛し始めた頃よりが次の毛が生えそろうまで時間がかかるようになります。効果を得られやすい照射のタイミングは、1度目の脱毛後にワキ毛が生え揃ったときです。ワキ毛がどれぐらいで生えそろったのかしっかり観察することが大切です。ワキ脱毛終盤になると、わき毛が生えそろうまで最初の頃より時間がかかるようになります。
間隔は大事
そのため、ワキ毛脱毛の施術を3ヶ月以上間隔の空け方になる場合があります。次の脱毛までの期間が空く空け方になると、脱毛完了の期間も長くなるように感じますが、減毛率を上げるためにこのように間隔を空けた方が効果的だと言われています。脱毛する際に間隔の空け方が大切になってくることを忘れないようにしましょう。
脱毛サロンの光脱毛で脱毛後、体毛を脱毛したため、皮脂が広がらないままわきが乾燥する可能性があります。もともと乾燥肌の人の場合は、全ての毛を脱毛しないで細い毛をあえて残すようにします。そうすることで、肌を守ることができます。そうする場合は、初回のカウンセリングでそのことを伝えることが大事です。
光脱毛やレーザー脱毛などでワキ脱毛後、脱毛したわきが赤いぶつぶつになってしまった方もいるでしょう。赤いぶつぶつの正体は、皮膚の毛穴部分が炎症を起こしているのです。施術後に黒いぶつぶつの正体は、処理しきれなかった毛根や埋没毛が原因で黒いぶつぶつになっています。残った黒いぶつぶつを無理やり自分で脱毛しないようにしましょう。
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