芸能人が脱毛を公言する背景｜口コミから選ぶおすすめ脱毛サロンの比較ランキングなら【みんなの脱毛生活】

◆昔は脱毛しても言わざるが基本
「脱毛」に対する考え方は時代の流れと共に少しずつ変化してきています。今だからこそ芸能人も気軽に「脱毛処理をしている」と公言するようになってきていますが、以前ではこのような発言は一切なされておりませんでした。それではなぜ昔の芸能人は脱毛について公言していなかったのでしょうか。理由として考えられることは「稼いでいてお金を贅沢に使っているという悪いイメージを定着させたくなかった」という理由と、「ムダ毛の処理をせずとも自分には生えてこないという良いイメージを伝えたかった」という理由の2つです。

芸能人という仕事はイメージが非常に大切です。清純なイメージ、ワイルドでカッコイイイメージ、この芸能人と言えばコレといったようなイメージさえあれば、テレビCMに起用されることにもつながりますし、イメージとキャラクターが合っているからという理由でドラマや映画などに抜擢されるということもあります。一般の人のような労働力を提供するのではなく、美しさや容姿を売りにして稼いでいる業界だからこそ、イメージが大切だったというわけですね。

 

さて、それでは脱毛の話に移りましょう。憧れの的でもある芸能人が実は脱毛の施術を受けていたと公言してしまったら大衆はどのように思うでしょうか。当時の脱毛は今日よりも更に価格が高く、庶民ではなかなか手が届かないものでしたので、芸能人がそのような高額な脱毛サービスを受けていたら「稼いでいるな」「お金をいっぱいもらって贅沢三昧」というリッチなイメージを抱いてしまいます。これは現在でも同じことが言えますが、大金を持っている人は庶民から反感を買うものです。お金に汚い人、あるいはお金に物を言わせて威張っている人などというイメージを抱く人が多いと思います。当時では「脱毛＝高額」という考え方が一般的だったため、このようなマイナスなイメージが定着してもおかしくありません。そのため芸能人は脱毛のことには一切触れなかったのだと考えられます。

以前はムダ毛の処理をしているというイメージがマイナスのイメージにつながった時代でもあります。今でこそ女性ならばムダ毛処理はしていて当然、むしろ処理していない人の方が少数派であるという考え方が男性の間で広がっていますが、昔はこのような考え方をする男性も少なかったという時代性による違いがあります。今とは全く逆ですよね。特にアイドルなどは男性の理想の上に成り立っているもので、男性の理想が「ムダ毛の生えない人」だった以上、女性芸能人が脱毛処理をしているとはとても公言できない時代だったのです。

このように、ムダ毛処理や脱毛の施術に対する考え方は時代が流れるのと共に変化してきており、なぜ昔の芸能人は脱毛のことを公言しなかったのかという疑問には、考え方が今とは逆だったからという回答が妥当であると思われます。芸能人は大衆からの支持があってこそ初めて稼げるお仕事ですし、多くの支持を集めるためには脱毛の件について公言しない方が得策であったと考えられるのです。

 

◆脱毛が手短になってきたからこそ
芸能人が脱毛のことについて公言するようになった理由として考えられるのは、まずは誰でも簡単に脱毛処理を受けられるような時代になったこと、次に大衆の考え方が変化したことが挙げられます。

現在では脱毛処理は誰でも簡単に受けられるようになっています。これまでは脱毛機の価格も非常に高く、脱毛の施術についても高額になってしまっていましたが、昨今では脱毛機の価格も安く、そして脱毛の施術についても安く抑えられることにより、より多くの人が施術を受けられるようになっています。これはより脱毛が手近な存在になっていることを意味しており、更に利用者である大衆の考え方に変革をもたらすことになりました。すなわち昔とは逆の「脱毛は安く行える」「脱毛をしていない方がむしろ嫌だ」といった美的感性や考え方です。

昔のように何百万円もかけずとも、数十万円で施術可能な現在の脱毛は、価格だけでなく効果についても以前より格段に向上しています。より簡単に、より安く、より短期間で脱毛処理ができるのならば施術を受けても良いのではないか、と女性の間で考えられるようになったおかげで、男性の間でも新たな意見が誕生することになりました。男性側としても、女性が脱毛処理していることは恥じることではない、ムダ毛処理をしていない方がおかしいと考えられるようになり、一般化されたことによって、最終的には女性芸能人も脱毛の施術を公言できるようになったのだと考えられます。

このように脱毛はもはや当然のことだと考えられるようになったのは、ひとえに脱毛にかかる費用や施術の手軽さがその理由になります。綺麗なモデルさんも女優さんも、街行く女性の方々も、平等に施術ができるからこそ、男性の思考にも脱毛が文化として浸透していく結果になったのです。